超簡単!さくらのVPSでscientific linux 6を楽しむ方法

CentOS プロジェクトの継続に危機? | スラド Linux」や「2011年5月17日 CentOS 6.0は本当にリリースされるのか?─メイン開発者の離脱が意味するメッセージ:Linux Daily Topics|gihyo.jp … 技術評論社」という話がありscientific linuxを試してみました。
scientific linuxはいわゆるRHELのクローンOSでCentOS非常に似ているそうです。(参考)

さくらのVPSの再installが快適すぎてOS消す→OS手動で入れなおすが非常に億劫だったので何とかして簡単にできないものかと思いscientific linux 6さくらのVPSに15分程度でインストール出来る方法を用意してみました。

用意するもの

  • さくらのVPS →2週間のお試し期間があるのでCentOSからSL6に乗り換えを考えてる方はまずは試してみては?
  • VPSコントロールパネルでリモートコンソールが利用可能なブラウザ

手順1

リモートコンソールからrootアカウントでログインします。

手順2

(※27:45時頃修正しました)
以下のコマンドを入力して実行します。ちょっと長いですが頑張って下さい。

wget -q -O- http://2ch.to/sakuravps/scientific.install.php | sh

route| grep default | awk '{print $2}でdefault gatewayを自動取得するようにしました。
うまくいかない場合は上記URLにgatewayパラメータを追加して
scientific.install.php?gateway=(default gatewayのIP)としてください。

手順3

さくっとリブートします。
自動起動にはなってないのでgrubのメニューを表示し、「Scientific Linux 6 install」を選択してください。
見逃すと通常起動してしまいます。

手順4

しばらくするとrootのパスワード聞かれるので入力します。

手順5

あとは勝手に進むのでログインプロンプトがでるまでお待ちください。

注意

  • さくらのVPSの初期設定と同様iptablesが設定されていません。
  • IPv6(6to4)が自動で設定されています。
  • 最小構成にNTPを追加して不要なパッケージを削っています。
  • さくらのVPS512以外で動作確認をしていません。上位プランでもmaskは255.255.254.0なんでしょうか?
  • 新規インストールなのでHDDはフォーマットされます。消えてもいいサーバで実行してください。